身代り不動尊とは

身代り不動尊の歴史と横浜別院の参拝

身代り不動尊(大明王院)は、元禄年間(江戸時代)に武蔵の国荏原郡に悪疫が流行した際、諸国を行脚していた祐天上人が不動尊を尊信するよう教え、土地の人々がこれを信仰したところ悪疫が去り、本尊の霊験あらたかなるに感謝して堂宇を建て神社に安置したものです。 その後、明治維新の際の排仏棄釈に会い一時民家に移されましたが、開山喜衆聖人が明治37年に開眼法要をなして現在の場所に移しました。その後、真言宗醍醐派総本山醍醐寺から別格本山を賜り現在の大明王院身代り不動尊となりました。 今では、厄除・交通安全祈願の身代り不動として、一年中参拝客で賑わっています。

身代り不動尊 大明王院は、横浜の他に川崎本院、東京別院、熱海別院があります。
川崎の本院は、厄除け方位除け、水子祈願で有名な寺院です。武相不動霊場の2番目の寺院として霊場巡りとしても人気があります。
横浜別院は、病気平癒と厄除け、交通安全で有名な寺院です。山号が金運山とあり境内や本堂には大黒天や恵比寿様が祀られています。年始や新年度には企業や個人事業者の方々が商売繁昌祈願をされにきます。
東京別院は、山号が幸福山となっており開運厄除けや縁結びとして有名な寺院です。
熱海別院は、海に面した高台にあり漁業関係者の安全厄除け祈願や交通安全の寺院として有名です。
本院、別院の各寺院にて御朱印を受け付けております。

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病気平癒や厄除けで有名な寺院で檀家を持たず、広く一般市民からの参拝者が多い寺院です。よって、他宗派や無宗教の方でも気軽に参拝したり、本堂にて気軽に火焔護摩への参加ができます。

また、祈願の申込みは、難病の方の祈願や高齢者のぼけ封じなど病気にまつわる参拝者と車清めが多いです。勿論、一般的な厄除けや家内安全、交通祈願、学業成就や商売繁盛などもあります。

一般的な真言宗系の祈祷寺院での護摩札もありますが、気軽に参加できるワンコイン(500円)で祈祷して貰える月参りという独自の制度もあります。※初月のみ1,000円

家族で参拝や祈願しにくる人以外にも友達同士など幅広いです。また、高齢者の憩いの場にもなっています。

お寺で祈祷することによって、心の病が癒されたり、難病や治療が難しい病気(癌など)は、病気は心の持ちようで治るともいいますので月に数回祈願に来られる方もいます。

横浜別院は本堂も含む建物は近代的でバリアフリーですので車椅子での拝観も可能です。1階入口には2階へ行くエレベーターが設置されております。また、多目的トイレも完備しています。本堂は、椅子席ですので楽です。

横浜別院では、護摩壇のすぐそばに行き体の気になるところに護摩の煙を浴びせることができます。

身代り不動尊の信仰と意義

身代り不動尊とは大日大聖身代り不動明王と言います。不動尊は怒形を示し、厳しい形相を現し三毒や悪を折伏、青黒色は大猛威金剛不壊と慈悲心の象徴であり、右手の利剣は智体と折伏、絹索は大乗の収摂を表し、一眼で天を睨むは向下心で現実に即し、背の大火炎は大智慧を以て悪行煩悩を焼き尽くし、大盤石乎不動にして動揺せざる姿を顕現しています。

 

大日大聖身代り不動を祈願信仰により、加持感応、功徳、利益、霊験、信力、加護、甚深無量なり。

身代り不動尊縁起

大明王院身代り不動尊は真言宗醍醐派の別格本山なり、醍醐派とは、山岳修験を主とし山中霊峰に塔堂を構え在家一般の者は境内に入ること至難なり、ここに弘法大師空海の密教義『現世利益』仏の功徳を持って里に醍醐の寺院、大明王院建立せり、境内に富士、高野歴々の霊山石岩を安置し地脈の法力高く霊峰の如き大明王院身代り不動尊は、『平地の霊山なり』

 

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横浜 身代り不動尊
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